ママ・パパが思っている子どものイメージ(見方)がそれぞれあり、改めて考え直すことってあまりないと思います
ですが、育てていく上で親がもつ子どもに対するイメージはとても重要になってきます
理由として…
親がもつイメージで、その子どもが将来大人になったときの行動を左右するからです
たとえば・・・
将来子どもには自立した人間になってほしいと思っているとします
将来:「あなたが大人になったとき、自分をしっかりもって、自立し意見など言える子になってほしい」
けど
現在:「子どものうちは受け身でママ・パパの(大人)の言うことを聞く子でいてね」
これだと、矛盾してしまい子どもは将来自立した子になるのは難しいと思います
そのため、親がもつイメージを見直すことが大切になってきます
子どもに対するイメージを見直しましょう
●「子どもは一人で何もできない」という見方
➡つい親が手を出してしまったり、何事にも「危ない!」と敏感になり、過保護になってしまう
一方で
●「子どもには、一人でできる力がある」という見方
➡子どもを信頼し、一人でできる環境を準備し自立をサポートできると思います
●「子どもは大人の言うことを聞くへき」という見方
➡大人の意見や価値観を押し付け行動をコントロールしがちになってしまいます
一方
●「子どもも大人と同じように権利をもった存在だ」という見方
➡子どもの意見に耳を傾け、行動の裏にある理由や気持ちにも注意をはらうとことができると思いま す
など
それぞれ親のイメージ(見方)はあると思いますが、親(大人)が「子ども」をどのようにとらえているかで親の行動が変わってきます
また、子どもに対するイメージ(見方)を考えるときに、男女(性差)の思い込み、固定概念にも気をつける必要があります
男女(性差)でイメージを押しつけていませんか?
大人の勝手な思い込みで、
男の子だからどうあるべき
女の子だからどうあるべき
とイメージ(見方)をし、
今の時代にあまりないとは思いますが、怒るときや何か注意する際に
たとえば、
「男の子なんだから泣かないの!」とか
「女の子なんだからおしとやかでいなさい!」など と言ったりしていませんか?
男の子でも泣きたいときはあるし、女の子だからって何かに率先してやってはいけないわけではありません
また、洋服やおもちゃ、習い事などにも男女(性差)による影響を与えます
たとえば…
男の子
洋服:ブルー、みどりなど
おもちゃ:電車、車など
習い事:野球、サッカーなど
女の子
洋服:ピンクやきいろなど
おもちゃ:おままごと、人形遊び
習い事:ピアノ、バレエなど
このように、男の子、女の子で多く認識されてるものにしがちではありませんか?
それぞれ、子ども達が楽しんでいるのなら何も問題ないと思います
ですが、男の子(女の子)に多く認識されてるものに女の子(男の子)が興味を持ったからと言って無理やり制限したりしないであげてください
大人の男女(性差)による勝手な思い込みが子どもの可能性と経験に影響します
親がもつ子どものイメージ(見方)によっては選択肢を狭め制限することになりかねません
そのため、今子どもにもっているイメージ(見方)とそれに伴う接し方があっているか、またその助けになっているかを一度考えてみるのはとても大切なことだと思います
まとめ
親がもつ子どもに対するイメージ(見方)で、その子どもが将来大人になったときの行動を左右します
そのため、見直すことが必要です
また、親の勝手な思い込みによる男女(性差)のイメージにも気をつけましょう
男の子(女の子)だから、こうあるべきというのを押し付けるのではなく選択肢を広げ、たくさんのことを経験できるようしてあげましょう
それだけ可能性も広がります
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