遊び食べは子どもの好奇心?!

食事中、食べ物を投げたり落としたり食べ物をこねたり、

お皿に入ってる食べ物をぐちゃぐちゃにしたりなど

ママ、パパ困ることありませんか?

これらの行動には個人差がありますが、

離乳食後期の1歳前後から見られることが多いです

大人からすると遊びにしか見えないことでも子どもにはそれぞれの行動に理由があります

目次

遊び食べをするのはなんで?

・自分の周りのことを調べてる

・お腹いっぱいになった

・親の反応を見たがってる

自分の周りのことを調べてる

一歳前後にはなんでも口に入れる動作が減り、五感をフルに使い判断するようになります

たとえば、

ご飯を触ってぐちゃぐちゃする

→「これは強く握ると潰れて、ベタベタするな」

パンを投げる

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ただテーブルから落とすことが楽しい

コップに入ってる水や味噌汁などこぼしてビチャビチャ叩く

→「テーブルに水があると音が違うな」など

これらの行動で子どもは体験をしながら少しづつ食べ物ということを理解していきます

お腹いっぱいになったあと

今まで食べていたのに急に食べ物を投げたり、落としたりと食べ遊びをし始めたら

だいたいお腹いっぱいになったあとが多く

食べ終わったというサインでもあります

親の反応を見たがってる

少しづつ物事が分かり出し、いままでの経験から

「何かすればママ、パパが見てくれる」と学習すると

周りの大人を引くためにわざと大人が困るような行動をとったりします


子どもにとっては遊びではなく大切な成長段階で、好奇心でもあり探索行動の1つです

成長の証でもあります

とは言ってもママ、パパは「いつまで続くの?」と思うのが本音だと思います…

遊び食べはいつまで続くの?

遊び食べは「食欲」「集中力」、「手先の動き」などが

しっかり発達するまで続きます

大人のようにものごもを目で見て判断したり、

頭で考えることをまだできません

そのため、未発達の段階で怒っても子どもにとっては

あまり意味がありません

個人差がありますが、だいたい2〜3歳くらいまで続くことが多いです

遊び食べとうまく付き合う方法は?

食べ物を投げたり落としたりして遊んだりするとき

食事では「これは食べる物だから落とさないよ」などと繰り返し伝え

あとでおもちゃなどを使って「落とす」という欲求を満たしてあげましょう

落として遊ぶおもちゃがなくても穴の空いた箱の中に

ボールを落とすなどでも子どもは喜びます

また、大人の反応を見るために子どもが遊び食べをしているときは

あまり反応せず、その場を一度離れたり

「拾おうね」とだけ伝えるようにしましょう

まとめ

食べ遊びは一歳前後から始まることが多く

大人からすると遊び食べにしか見えないことでも子どもには

その行動に理由があります

•自分の周りのことを調べてる

•お腹いっぱいになった

•親の反応を見たがってる

子どもにとっては遊びではなく大切な成長段階で、好奇心でもあり探索行動の1つです

遊び食べは「食欲」「集中力」、「手先の動き」などがしっかり発達するまで続き

この時期に怒ってもあまり意味がありません

対処法としては、

遊び食べの行動にもよりますが、おもちゃなどを使って「落とす」という欲求を満たしてあげましょう

また、大人の反応を見るために子どもがって遊び食べをしているときは

あまり反応しないことが必要です

いずれ、終わりがくると思いママ、パパは冷静に、諦めず伝えていきましょう

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この記事を書いた人

関東在住アラサー、理学療法士。
1歳の息子と夫と3人暮らし。
育児、教育に関わること、また子どもの発達学、運動学との理学療法との共通点など学んだや知っている知識を伝えてきます!!

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